苦手は克服しなくてよい。

犬の育ってきた環境により、苦手なものや怖いものがある場合、そういったことを無理やり克服させようとすると、かえって苦手になりストレスを与えてしまいます。
例えば車が苦手で怖くて吠えてしまう犬に対して、そういう場で、おやつをあげて良いイメージを与えることはよくありません。
その時、犬は、嫌で逃げ出したいけれど、おやつは食べたいという葛藤状態になってしまい、この、葛藤状態が犬に強いストレスをかけてしまうのです。
食べ物を前にしてオスワリマテさせるのも、食べたいのに食べられないという葛藤状態を作り出します。
犬が葛藤するようなことはやらないというのが、もっとも大切ですので、よかれと思ってやっていても、犬にとってはストレスになることがあるということを知り、怖いものや苦手なものも受け入れてその状況に遭遇しないよう回避してあげましょう。
また、苦手な犬と遭遇した際に、突進しようとする犬がいますが、そこで飼い主にリードを固定されているためできないというのも葛藤状態になります。
そうならないように、お散歩では犬が気がつく前に早めに回避することが大事です。
葛藤状態に陥ることを避けるためには、早めの対処が肝心です。

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