これまで何度か車で通っていて、どうしても気になる場所があった。しかし、カーブが続く場所でもあり一瞬で過ぎてしまうので車を停めてまで見る機会がなかった。場所は、造園業が多く見られる笹久保か尾ヶ崎かと思われるが、紹介するために思い切って尋ねてみた。道幅が1間(約1・8m)だろうか、両側から樹木の枝葉が延びてきて入り口を狭くしている。ここから「トトロ」が飛び出してきても不思議ではない様な感覚になる。中に入ると右側にはブナか樫の大木が列柱のように並んでおり、左側は竹林でひんやりした空気になる。草も生えていないこのような小道が50mほど続き、その先は左側だけ無粋な鉄板波板の塀が30mほどあってその先にも道は続く。その先に行ってみたが造園業者の敷地かと思われるところで終わっていた。公道でもあるようだが私道でもあるような何とも不思議な通路(道路)である。地元の人には見慣れた光景だろうと思われるが、首都圏内でこのような風景が保存されている岩槻の自然環境はもっと評価されていいと思う。映画のロケ地として活用する方法もある。もっともっと岩槻が持っているいろいろな魅力を住民も再認識し、外に向かってアピールすべきだ。【編集部・奥山】
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こんな風景 微笑ましい
岩槻郷土資料館だより⑧ つかのこし古墳出土品(二)
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