子どもの心に種をまこう「怖いけどなぜか何度も読んでほしいとねだられる本」
『ねないこだれだ』(作・絵=せなけいこ/福音館書店)
夜中に起きているのは誰でしょう?ふくろう、くろねこ、はたまた泥棒!?夜中は、おばけの時間です。あれれ、まだ寝ていない子がいる!?なかなか寝ない子は、おばけの世界に連れていかれちゃうよ。子どもは、おばけを怖がりますが、怖いもの見たさなのか、何度もたくさんの子ども達から、この本をリクエストされます。実は子どもって、おばけが大好きなのです。不思議なもの、自由にフワフワしているもの、怖いけれど、かわいい非日常のお友達。シンプルな貼り絵は、とても印象に残り、子どもや赤ちゃんをひきつけます。何度もこの本を読んでいると、早く寝るためのしつけとして描かれた本ではないということがわかります。子どもの頃、この本を読んで怖くてたまらなかったと感じていた方、ぜひ、大人になった今、もう一度読んでみてはいかがでしょう。読み返すたびに、違った感情がわきあがるのが絵本の面白いところです。赤ちゃんや子ども達も言葉にこそしませんが、毎回違った感情を楽しんでいるのかもしれません。子ども達と一緒に大人の皆さまも もっと絵本の自由な世界を味わってみてはいかがでしょう。(茶柱)
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