子どもの心に種をまこう「秋の思い出が一杯詰まった本」
『さつまのおいも』(文・中川ひろたか、絵・村上康成/童心社)
秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、そして読書の秋。秋の思い出といえば、お芋掘り。ほとんどの人が、お芋掘りを経験したことがあるのではないでしょうか?柔らかい土を手でかき分けると赤紫色の大きなおいもがゴロゴロ…掘って楽しい! 食べて美味しい!! お芋掘りの思い出。この絵本は、おいもさんの土の中での暮らしから始まります。おいもだってご飯も食べるし、歯も磨く。(え?)トイレにも行くし、お風呂にも入ります。(え!?)そしてトレーニングもしています。一体、何のためのトレーニングでしょう!? それは、読んでのお楽しみ。絵本の中の子ども達とおいもさんの対決の結果はさてどちらに?物語後半では、聞いている子どもたちは必ず笑い転げます。子どもの好きなこと、おもしろがるツボをおさえているなぁと感心してしまいます。中川ひろたかさんのテンポのよい言葉と村上康成さんのシンプルで表情豊かなサツマイモのお顔に、子ども達もすぐに絵本の中に引き込まれてしまいます。お芋掘りや運動会…幼い頃の楽しい秋の思い出がいっぱい詰まった一冊です。ぜひ、親子で笑ってくださいね。【茶柱】
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