「純米酒 岩槻黒奴」 若旦那の語る発売への背景

純米酒「岩槻黒奴」

純米酒 岩槻黒奴」というお酒が平成29年5月18日に発売されたと聞いた。
黒奴と言えば、江戸時代岩槻藩総鎮守として神輿が町中を練り歩くとき黒い装束の奴さんが先振れの役目を務めたと言われる。
しばらく絶えていたが「岩槻黒奴保存会」が復活させ、久伊豆神社の祭礼や岩槻まつりなどのイベントで奴振りを披露しているので、ご存知の方も多いのではないか。
「岩槻黒奴保存会」で作られたのかと関係者に聞くと、直接の関係はないが、販売元となっている吉良屋酒店を教えられた。
久伊豆神社での「口開け式」に参加した吉良屋の若旦那に取材すると、地元の鈴木酒造への交渉やラベルの意匠など、自ら取り組んだとのことであった。
きっかけを尋ねると「岩槻駅前にホテルもでき、岩槻を訪れた方が地元で食事をとるとき、地酒やおいしい料理の提供ができたら良いねと料理については飲食店さん達ですが、地酒については、参加している飲食店さんから私に協力を求められたことがきっかけです」。
ラベルに岩槻黒奴を使用したことについて、「私も飲食店さんもこれまでにないものをと漠然と考えているなか、日本三奴の一つですから話題にもなるかなと……」。
なんとお導きがあったのか。
【小澤】

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