暑い日々が続くと思いきや、残暑が薄れる日も現れ、朝が肌寒く感じるようになってきました。
もう冬間近。木枯らしの音が聞こえるかのようです。秋と言えば紅葉か月のような気がしています。
今回は紅葉色についてご紹介します。

紅葉色(もみじいろ)とは、晩秋の赤く色づく楓のようなあざやかな赤色のことです。
古くからの色名で、もとは平安装束の重かさねの色目『紅葉(もみじ)』に由来しています。 

古来より日本人にとって身近で、『万葉集』でも「もみじ」を読んだ歌は数多くあります。

「もみじ」とは「色を揉み出ずる」が語源で、赤や黄の色をもみだすように色づく「もみず」に由来しており、植物が色づくことを指していました。
中でも楓が最も美しく色づくことから、楓を「もみじ」とも呼ぶようになったのでした。

葉が大きく葉の切れ込みが浅いものは「楓」、葉が小さく手のひらのような深い切れ込みがあるものを「紅葉」と呼びわけています。

楓の花期は4~5月、実熟期は10月頃です。
楓の花言葉には、「美しい変化」「大切な思い出」などがあります。
「美しい変化」「大切な思い出」は、秋に紅葉して色鮮やかに変化する様子や、大切な人との思い出を残すことに由来しています。

 春と対をなす心地の良い陽気が訪れる秋は、気づけば瞬きのように過ぎていきます。
山から街並みに至るまで日々を彩る紅葉には、そこはかとない寂しさにこそ、風情を感じるのです。

(金色野原)

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