あなたの心に届けたい言葉詩人=大野弘紀
「この世界のその言葉について」
目の前に広がるその青さはこの心を遙かに受け止めて洗い流してくれる
――まるであの真っ白な雲のよう
もしもこの空が大地ならば
触れられないあの光はあんなにも暗い場所であまりにも寂しそうだから
独りで寂しくないの月に問いかけた
夜はあまりにも静かな海のようで寂さはどこまでも続く空のように
それでも静寂の中から声にならない声が聞こえてくるような気がする
こんなにも孤独なのにあんなにも輝いて
――あの月はまるで自分のようで……
詩集『始まりの場所 終わりの場所』より引用
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