あなたの心に届けたい言葉詩人=大野弘紀「生きるということ」
鼓動を始めた心臓がそこにあって
咲いた花は美しくて
灯火のように消えてしまいそうで
儚い光を 夢と呼んで
見えない目で必死に見ようとして
聞こえない耳で懸命に澄ませて
声は誰にも聞こえない
見てもらえなくても叫ぶように彼方の星が――輝いて
ここに生きている命がその意味を見失っても自分を失いそうでも手を伸ばすように必死に寄り添っている
ここに咲き 灯り鼓動する心臓は夢を見ている生きるという 祈り
命はやがて歩み始める目にした景色に映る闇と光の中を嵐と無風のような世界の狭間を
倒れても挫けても歩み続けている
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