あなたの心に届けたい言葉詩人=大野弘紀「見失う光 聞こえる声」
彼方の光は欲しくなって
頭上に広がるのは――闇夜遠ざかる光
消えたのは――光だけじゃない聞こえていたはずの――声
あの光に見捨てられるのが恐かった
本当に欲しかったのはあの星じゃない自分自身だった……
何を捨てれば何を得られるだろう何を得たら幸せになれるだろう
胸の奥の声が何て言っているのか聞こうともしなかった
痛みに耳を澄ませなければ何も聞こえない
足りない自分受け入れられない自分それでも生きてきた自分どれも掛け替えのない――自分自身だから
胸の内から聞こえるように闇夜から降り注ぐかのように
きっと――聞こえる
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。
Δ
けんこーかぞく・第65回
意外なルーツ 「正義の味方」の発端は?
トップページに戻る
移動済み情報記事一覧へ
Copyright © WEB ら・みやび 岩槻 All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。