あなたの心に届けたい言葉 「岩槻に過ぎたもの」

あなたの心に届けたい言葉
「岩槻に過ぎたもの」
 詩人=大野弘紀

人の成したものは
どれだけ残るだろう

命を失うと終わりか
忘れると消えるのか

一体どれだけ
それは残るだろう

学問に侍したものは
何を得ることを
目指すというのか

市井の人々に
金を納めさせるのと
学を収めさせるのと


同じ与えるでも
こうも違うのか

学び己に積むのと
教え人に育むのと
その先に
何を見据えたろう

文を学び 武を学び
その両方が人を成す
児玉南柯の意思を
継ぐということ

それは
岩槻に過ぎたもの
時の金と並び
称される 児玉南柯

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