お悩み相談室 「親から子へ 子から親へ」

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

人生を100年以上も生きている、うめじいちゃんとはつねばあちゃんがあなたのお悩みに答えます。

【さちこさんの質問】
親を介護しているのですが、どうしてもイライラして当たってしまいます。

【うめじいちゃんの回答】
親は子供にな、色んな言葉をかけるわけじゃ。ときには優しく、厳しく。
しかしな、一方的な感情や考え方で言うこともあるじゃろうて。
言葉や感情は、忘れてもなくなったことにはならんのじゃ。
言われた方は、心に残るんじゃ。
そうするとな。親から言われたことや思ったことがな、似たような場面で思い出されるんじゃ。
親に当たった時に、気づくんじゃな。「この言葉は昔小さい頃に親に言われたとことだ」とな。
結局のところ、親が子供にかけた言葉が、何十年の時を経て、親に返ってきてるだけじゃ。
「自分はそういうことを言われて嫌だったな」と思い出してあげればいいんじゃよ。
親を世話している子供もまた、気づくわけじゃ。「あの時の親は今の自分みたいに余裕がなかったんだな」とか「こういうことが許せなかったんだな」とかじゃな。
そういう人だったのだと。そういう状況だったのだと。
理解が深まると、視点が広がるんじゃ。そうするとな、不思議と許せるような気になってくるんじゃよ。
一緒にいられる時間は長いようで短いんじゃ。
心の中で解決できていないものがあるのだと思って、自分を大切にするとよろしい。

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