大雨による洪水、大地震、火災、竜巻…。災害が発生したそのとき、どうしたらよいでしょう?そんな疑問に答えるのがこの『地震・水害・火災から守る緊急防災ハンドブック』(日本能率協会マネジメントセンター)です。さいたま市消防局が協力して出版された「生き残るための基礎知識」が詰まったお勧めの一冊です。災害は必ず発生するので、いつかではなく、今すぐに行動を起こすことがポイントです。この本で正しい防災知識を身につけて備えましょう。特に第4章「避難生活」の在宅避難という考えはとても大切です。避難所生活で体調を崩し命を失う人も少なくないので、自宅に耐震性があるなら一週間程度の食料、水を用意して在宅避難の準備をしておくことです。最後に68ページの消防総務課主査の倉重雅一さんのコメントには、私もまったく同感です。「災害時に助け合うには、日頃から隣近所の方や地域住民とのコミュニケーションが大切になりますので、地域のイベントに積極的に参加し、顔見知りになっておくことが大切です。日頃からの災害に対するハード面(備品等)とソフト面(心の準備)の準備が整っているからこそ、災害時に個人や家族として、地域として減災につながる防災行動力の向上になると思います」。【さいたま市防災アドバイザー・加倉井誠】
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