まちかど雛めぐりで 古の岩槻へタイムスリップ

まちかど雛めぐりに出かけてきました。
まず 最初に愛宕神社では700体ものお雛様が訪れた私たちを迎えてくれました。
27段の石段には赤の毛氈が上から下まで流れるようにひきつめられ、圧巻のお雛様のせいなのか上方の社屋も小さくみえます。
境内では無料の甘酒が振舞われ、甘酒をすすりながら1人1人の顔の表情や着物を観察するなどあっという間のひと時。
境内の屋台で昔懐かしい重曹饅頭が売られており、あんこの沢山入った饅頭を法ばりながら神社を後にしました。
その後、路地を抜け岩槻城址公園へと徒歩でむかいます。
公園の菖蒲池に近づいて行くと可愛らしい幼稚園児の鼓笛隊が奏でる音色が聞こえてきました。
その後、お祭り関係者の方々のご挨拶が行われ、少しずつ流しびなが水面に放たれます。
身の穢れや災いを人形に背負わせ、川や海に流すお祓いの行事だったというのが始まりだとか。
自分の分身に有難うの思いを込めて私も流しびなを水面に浮かべました。
昔の人の習慣や知恵に思いをよせる感動的な一日となりました。
今度は桜の咲くころが楽しみです。

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