まちづくりユニット「まちあわせ」が岩槻のさまざまなまちづくりを紹介するこのページ。
今回は岩槻区内でユニークなスペースを運営する団体を紹介します。

①美芳園  甲斐美枝 甲斐淳一
美芳園について
  美芳園は、さいたま市岩槻区で観葉植物のレンタルやリースをメインに、植物のコーディネートからインテリア、外構を含めた建築空間までトータルでの空間づくりを行っています。
50年以上の歴史があり、日々過ごす場所で心地よく過ごして欲しいという思いで、これまでオフィス、公共施設、レストラン、イベントスペースなどさまざまな場所で観葉植物のある空間を提供してきました。
主な取引先は東京都内と埼玉県内の企業です。室内外の植栽デザイン・観葉植物のレンタルといった規模から外構工事といった大きなスケールまで、さまざまな種類の植栽提案、管理を行っています。

しい取り組み

2022年より美芳園はハイドロカルチャー観葉植物使った室内緑化、特殊緑化の提案を行ってきた経験のある若い世代の知識と経験を取り入れてデザイン鉢と植物の組み合わせによるインテリア性の高い観葉植物の提案と販売を開始。
趣味で始めた籐細工で装身具や雑貨の制作も。
それらを合わせて、さいたま市近郊のイベントに出店し販売やワークショップを行っています。
建築設計のこと

2022年3月からは一級建築士事務所としての活動も開始しました。
ゼネコン設計部で様々な種類の建築を設計してきた経験を元に、現在店舗設計、住宅、オフィス、公共施設など幅広く設計業務に携わっております。
美芳園のこれまでの取組み・強みを生かし、計画の初期段階から緑豊かな空間づくりと維持管理を含んだトータルでの提案を得意としております。

イベントの企画

美芳園HP

地元岩槻で様々な世代が楽しめるイベントの企画IWATSUKI StreetPark 「特別な一日、緑あふれる空間で出会えるモノ、できごと」をテーマに特別な日に特別なものを見つける事、作家さんとの出会い、おいしいものとの出会いがある場そのような場所に緑を多く設置ディスプレイをし、一時的にでも岩槻駅前に創出できれば岩槻の文化・アートの魅力向上を促進することになるのではないか岩槻に棲む方々にとって魅力的なイベントを非日常としてでも開催したいという願いからイベントを企画し開催しました。

また昨年より冬場に限り温室内でのイベントを企画。植物販売、ヨガ、クラフトワークショップ、キッチンカー、写真撮影、子供遊びを行っています。

2024年1月、2月も開催予定です。


②space845 利根川兼一
space845 のこと
さてどうしたものか。何から話そうか。
ということで先日フリースクールに通っている子たちが遊びに来てくれて、その中の1人から「なんでこの場所をやっているの?」とか「やる意味は何なの?」とか聞かれた。
現在もアート系の展示が行われていて、今までも作品の展示が行われてきたこともありspace845 はギャラリーのようなアートスペースと認識されている部分もある。
けれどもそもそもアートとは何なのか?

綺麗な作品?アーティストの作品?アーティスト?アート的思考?アートで街おこし?・・・
「アート」という言葉がそこかしこに溢れている。
space845 ではそんな「アート」はくそくらえなスペースです。
ロケーション的には田園が広がりと鉄塔が東京方面につながっている風景が見える場所です。

市街地から来るにはバスにのって最寄りのバス停から20分歩いてやっと着く場所です。
一度来ると1時間はいないと元が取れたとは思えない場所です。
たまに「未来へ」と書かれた黄色いマイクロバスが止まっているところです。
毎日は開いていません。と、先の質問にそんなことを答えたわけでなく「やりたいからやっている」「意味はないんじゃない」みたいなことを答えた。
さらに「それでも、今ある展示は面白いでしょ?」と逆に質問したら「楽しい!」と即答してくれた。
話は変わって。現在行われているさいたま市の芸術祭関連(これを書いているのは11月下旬)で遠藤一郎というアーティストと対談形式で「場所」についてのトークイベントがあった。

Space845HP

司会者からはやっぱり「場所のコンセプトを教えてください」「どんな場所にしていきたいですか?」の質問が最初にあった。
ここでも「コンセプト無いです。どんな場所にしたいかも無いです。」とすかさず回答。
会場が呆気に取られる感じが何ともいえなかった。もともと自分もコミュニティの場や地域のハブになる場所とかいろいろ考えていた。
けれどこの2年間、何となく運営してみると、来てくれる人が場をつくってくれて、それがだんだん醸成していく。
それを「邪魔したく無いな」の思いが強くなった。
そんな実験的な場所が岩槻にあってもいいのではと感じている昨今です。

 


③Nook&Park(ヌックパーク) 内野巧也

岩槻で創業170年の歴史をもつ人形専門店「東玉」の元社員寮だった建物をリノベーションした施設「Nook&Park ヌックパーク」は、今年10月にオープンから1周年を迎え、日常を楽しく暮らすために心を満たしにくる場所として様々なサービスを提供しています。

1階では食事を楽しめる「okami *caféOryzae 女将カフェオリゼ」が営業しており、麹や発酵食品を使った体が整うランチやスイーツなどが好評です。
月曜日にはランチ付きのワークショップを開催したり、最近では夜カフェも不定期に営業を始めています。
また、カフェの営業日以外にはシェアキッチンとして一般に貸し出しもしており、スポットでの出店や、プライベートの会食などでもご利用頂けます。
2階ではヨガレッスンやベビーマッサージ教室が定期的に開催しています。

最近では子ども向けのフラダンス教室も開校されて、大人から子どもまで楽しめる空間になっています。
3 階では女性専用のリラクゼーションサロンとして営業しています。

ハワイアンロミロミ、中国式、バリ式、よもぎ蒸し、フェイシャル、アロマなどメニューは豊富にあり、心も身体も癒される空間になっています。
1階から3階までのお店を担っているのはすべて女性のプレーヤーで、それぞれのスキルを活かしたサービスを展開しています。
ここでは訪れるお客様だけでなく、それを迎えるプレーヤーの方たちも含めて満足して頂ける空間づくりを目指しており、「やってみたい!」を応援して、「あったらいいな!」に応
える姿勢で運営していきたいと考えています。施設内にはまだリノベーションが済んでいない部屋もあり、ここで何かを始めたいという方はぜひお問い合わせください。外には素敵な庭も広がっており、駅前とは思えないくらい自
然に包まれた気持ちのいい空間になっています。

この庭では小さなマルシェや交流イベントなども開催しており、今後もプレーヤーや利用者、地域の方の意見やアイデアを取り入れながら、日常を楽しく暮らすために心を満たしにくる場所をつくっていきたいと思います。


Facebook

innsutagoramu

いかがでしたでしょうか?
今回は岩槻で面白い活動を行っている「スペース」を運営している人の声で紹介しました。
私たちは今後も偶数月に岩槻で活動している人や場所、さらに団体の紹介を行っていきたいと思います。
面白い情報をお持ちの方はSNSなどを通じて情報をお寄せください!
それでは、再来月お目にかかれるのを楽しみにしております。
まちづくりユニット「まち・あわせ」代表:秋本創 佐藤美和

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