オレンジカフェ 「目白のわ」が始まりました

 目白大学では様々な地域連携事業を行っており、地域に密着した大学を目指しています。
さいたま岩槻キャンパスには、リハビリの専門家を養成する保健医療学部と、看護師を養成する看護学部があります。

これまで岩槻区内のシニアサポートセンターと一緒に地域連携事業を行ってきて、今回、シニアサポートセンター白鶴ホームと協力し、大学でオレンジカフェの活動を始めることになりました。

 オレンジカフェは、認知症の症状を抱えて生活している方や同居されている方、認知症の不安を持っている方と、地域の方たちが会話や活動を楽しんで、一緒に過ごす場所です。地域から孤立したり、人との関わりが減って抑うつになる、介護者のストレスが高まるなどに効果的とされています。

 2023年6月からボランティア講習会を開いて、協力いただける地域のオレンジサポーターと大学生サポーター、そして地域作業療法を担当する教員、シニアサポートセンターや区内の在宅介護支援センターのスタッフで準備してきました。回を重ねるごとに意識が高まってきました。 「目白のわ」という名前は、地域サポーターの発案で決まりました。

 先日、9月15日にいよいよ第1回を開催しました。ハーモニカ演奏の得意な参加者の方に「ふるさと」「もみじ」といった曲を吹いていただくと、すぐに参加者の方々が歌いはじめて、なごむ雰囲気になりました。

 

色で連想した思い出等を語り合うゲーム「色カルタ」では学生がリーダーを担当しました。最初は不安そうだった参加者の方もすっかり会話の中心になり、その後は学食ランチで楽しく一緒に食事しました。

 日頃、家に閉じこもりがちだった方も、近所の方が誘ってくださり、安心して会話していたようです。
毎月第3金曜の11時〜12時30分に活動しています。
【目白大学保健医療学部 小林幸治】

 

 

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