私が子供の頃は、明らかな体罰も愛の鞭の一言で片付けられた。
しごきも愛の鞭でした。
冬季オリンピックが終わったばかりです。
メダルを手にした人、敗れた人、途中棄権した人など様々でした。
まさに笑いあり涙ありの光景が映し出された。
中でも印象的だったのが、死ぬ程練習したのにコーチがなかなか認めてくれない。
辛くて苦しくて悔しくて何度もやめようと思った。
それでもコーチについて来てよかった。
あきらめなくてよかったと語った金メダルを手にした女子選手の言葉です。
相互に信頼関係があるからこそ罵声(ばせい)も、しごきまがいの厳しい練習も愛の鞭と捉えられる。
子供の躾も同様です。
親子の信頼関係が鍵になります。
子どもは親の所有物ではない。
一人の人格と捉えなければならない。
保護者の相談で最も多いのが躾です。
親にとっての永遠の課題とも言えます。
子供の人格を尊重する事は頭ではわかっていても感情が先になる。
褒めるより、しかりつけてしまう。叱った後に後悔するのが常です。
躾は何の為に行うか。将来、社会に出て自立し生活できるようにするためです。
低年齢児であれば「ルールを教える」だけで良い。但しルールを教える条件がある。
親が手本を示して本人が納得して自分で考えて行動できるようにサポートする。
これがしつけです。大切なのは子供に恐怖心を与えないことです。
子供にとって叱られることは、もうそれだけで恐怖です。
子供の恐怖心が異常に強ければ、その段階で児童虐待の可能性がある。
愛のむちと称して、我が子とは言いながら親の一方的なしつけは通用しない。
子供の人格を尊重する。要するに単に厳しくしないことです。
昔の人が言いました。
やってみせ言ってきかせてさせてみせ褒めてやらねば人は動かず。
まさにその通りです。
褒めて育てると言いますが、確かにその通りです。
しかし、褒めて育てるのは低年齢児までです。
それ以後は、「認めて育てる」ことが肝要です。
【認定NPO法人親子ふれあい教育研究所 藤野信行(元大學教授 心理学)】
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