前号でのストレスチェックの結果はいかがでしたか。25項目中8項目以上が該当した場合は高ストレスが心配です。
しかし、あくまで目安です。問題は数ではなく内容です。
ポイントは、ストレスの対象(悩みの原因)が「子ども」「夫」「家族や友人」「自分自身」のいずれに当てはまるかです。
また、あなた自身のストレスが主に「身体的不調」「精神的不調」いずれから来ているかです。
例えば、高ストレスの原因が「子ども(子育て)」にあるとします。
あなた自身が、現在強く感じているのは、「身体的不調」ですか。
「精神的不調」ですか。子育ての悩みの根本原因は、お子さん自身ですか。夫への不満ですか。あなた自身の性格、あるいは日々の生活。たとえば、「育児と仕事の両立」が上手にできないからですか。
結論からいえば、高ストレスの原因は一つではなく複雑に絡み合っているということです。
したがって、ストレスをなくすのではなく「軽くする」ことが重要です。
子育て(悩み)の原因が、一つでも軽減できればずいぶんと楽になります。
設問の⑨⑩⑬は夫への不満です。
これがストレスの主な原因であれば、夫婦でよく話をすることです。
何か手伝ってもらえることを見つけましょう。
あるいは、あなた自身の考え方を見直すだけでも楽になります。
私が著書や講演で話すことは「よいところ探し」です。
相手の欠点はいくつでも見つかります。
相手のよいところを探すのです。
小さなことでよい。
今日、子供がこんなことをしてくれた。
夫が手伝ってくれた。
1日10個、相手のよいところを探してください。
子どものよいところを10個あげるのが難しいのに毎日10個の「よいところ探し」は無理と言われる方もいる。
しかし、これも習慣です。続けていると何かよいことがあります。
いつの間にか子育てが楽に、楽しくなっています。
【NPO親子ふれあい教育研究所代表(元大学教授)・藤野信行】
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