年齢によっても異なりますが、一般的に子どものSOSは睡眠、食欲、体調、行動の4つの面に出てきます。朝、起こしても起きない。夜更かしをしている。元気がない。疲れている。顔色が悪い。食欲がない。急にやせた。過食になった。吐き気を訴える。体重を気にする。学校に行かないと言う。友達と遊ばなくなった。引きこもりがちになった。だらしなくなった。いつもイライラしている。落ち着きがなくなった。感情を表に出さなくなった。何もしないでぼんやりしている。ひとり言が増えた。急におしゃべりになった。突然大声(奇声)を発するようになった。急に泣き出す。ペットをいじめるなど…。今まではあまりなかった現象が見られる場合は、子どもから親への「助けて!」という「SOSのサイン」かも知れません。大人も同様ですが、コロナ禍によるストレスは、子どもにも深刻な影響を及ぼしています。考えてみますと3年前に小学校へ入学した子どもたちは、マスク越しでまともに友達の素顔を見ていないのです。国立成育医療研究センターの調査結果では、頭痛や腹痛、イライラすることが以前より多くなった。給食中に話ができない。何となく疲れてしまう。何でもコロナだからと言われ行動が制限される。先生にも相談しにくくなった。間食が増えた。食事の時間が不規則になった。ゲームやスマホを見る時間が増えた。就寝時間が遅くなったと回答している。コロナ禍の影響は、想像以上に深刻と思われます。大切なのはこの後です。子どもからのSOSにどのように対応すべきかです。こうすればよい。ああすればよいなどと申し上げる確かな答えはないのです。しかし、基本的な対応方法はあります。次回はそのことをお話しします。【NPO法人親子ふれあい教育研究所代表・藤野信行(元大学教授 心理学)】
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