今回取り上げるのは、つくば市が作成した「新型コロナウイルス感染防止対策 買い物エチケットポスター」です。つくば市内の大型店舗などに掲示されているほか、つくば市の公式サイトから無料ダウンロードも可能です。「つくば市」の名前を消したバージョンも用意して、つくば市長の五十嵐立青氏が広く二次利用を呼びかけています。外出自粛要請の影響で買い物が一種のストレス解消となり、家族総出で出かけたり、スーパーが高齢者のたまり場となり「クラスター化」する危険性が叫ばれています。東京都の小池都知事も「買い物は3日に1度程度に控えていただきたい」と呼びかけ話題となりました。混雑する店舗の中で感染の危険にさらされている店員さんの中には「我々だって毎日たくさんの人と接して、命がけで働いているんだ」と語る人もいます。では、感染防止のためにどうすればいいのでしょうか。まず、買い物はできるだけ一人で行きましょう。お客が一人から二人に増えると、感染のリスクが単純に倍になります。子供が小さくて家に置いておけないといった事情がある場合でも、レジで支払いをする時はなるべく一人になりましょう。そうすれば、店員さんの感染リスクを減らすことになります。次に、買い物に行く前に「買い物リスト」を必ず作りましょう。尾木ママの愛称で知られる尾木直樹氏が、初めて3日分のまとめ買いにチャレンジしたところ、品物を選ぶのに手間取り普段の3倍の買い物時間になってしまったそうです。それではまとめ買いをする意味がありません。買い物リストにのっている必要なものだけを短時間で買いましょう。そして、レジに並ぶ時は十分な距離を取りましょう。開店前に行列ができている場合がありますが、十分な距離を取らずに並ぶことが、何よりも感染リスクを高めます。最後に「感染」を題材にした映画を見て学ぶこともおすすめです。一押しは、マット・デイモン主演の映画「コンテイジョン」。コンテイジョンとは「接触感染」という意味で、「人に会うことを避け、よく手を洗うこと」というセリフがとてもリアルに響きます。【さいたま市防災アドバイザー・加倉井誠】
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