先日、興味深い授業を参観しました。
区内にある柏崎小学校の六年生がベーグルの新商品をグループ毎に考え、岩槻のベーグル屋さんに提案します。
お店はその中から二つの案を選び、商品化して実際に販売するのです。
子供達の学びを現実の社会と結びつける画期的な授業でした。
子供達は自分たちの好き嫌いではなく「売れる」という視点から新商品を考えます。
そしてそのセールスポイントをお店の人にしっかり説明し、自分たちの商品を選んでもらわなければならないのです。
その為に友達にアンケートをとったり、直接お店の人や家族に話を聞いたりします。
子供達はお年寄りから幼児までの対象となる「年齢層」、形や色、食べ心地などの「見た目や食感」、菌が繁殖しにくいなどの「安全性」、原価を計算しての「収益性」など大人顔負けの多様な視点から考えていました。
自分たちの商品のよさをどうしたら分かってもらえるか、真剣に話し合う姿に感動しました。
我々も街中で演奏する際は色々な年代の方に喜んでもらえるような曲を選びます。
お客様が演奏中に手拍子をしたり、ニコニコしながらリズムをとったりしてくださるとこちらも熱が入ります。
ジャズに限らず生演奏はお客様と双方で作り上げていくものなのですね。
「岩槻のお客様は温かい。」とライブに出演してくれた方々は口を揃えておっしゃいますがその通りです。
お客様が演奏を盛り上げ、いい音楽にしてくださっているのです。
ベーグル屋さんはどのアイデアを選ぶでしょうか。
子供たちの商品をお店で見るのがとても楽しみです。
先月のマルシェライブでリクエストをいただきました。
次のライブで皆様に楽しんで頂けるよう我々もしっかり練習します。
【岩槻jazz代表今村信哉】
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価格:1980円 |
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