今、学校では「令和の日本型教育」を目指した授業が展開されています。
一人一台のパソコン等の端末を使って一人一人に合った方法で勉強する「個別最適な学び」と皆で力を合わせて勉強していく「協働的な学び」の二本柱で授業を改善しています。
背景にはグローバル化やAI等の技術革新の急速な進展、また、社会に大きな影響を与えたコロナ禍の出現等、先行きの見えない現代社会があるのです。
今の子供たちはそんな状況の中を生き抜いていかなければなりません。
そこで必要とされている力を育てる為にこの二本柱が打ち出されたのです。
先日、「岩槻宵灯」という催しがクレセントモールでありました。クレセントとは「三日月」。その三日月をイメージした夜のマルシェが開催されたのです。
当日は光のモニュメントが並び、クレセントモールが別世界となりました。
出店者の皆さんはテーマに沿った物を販売し、岩槻Jazzも会場の雰囲気に合わせた音楽を演奏しました。
企画、運営をしたのは「We’re!」というグループです。年齢は二十代~六十代という幅広い層のメンバーで構成されており、それぞれが自分たちの得意な領域で力を発揮しています。
とにかく、皆、発想が豊かです。そして、その発想をそれぞれの得意分野で形にしていくのです。誰かが「こんなのがあったらいいなあ。」とつぶやくとすぐ試作したり、具体的なアイデアを示したりする。
また、「こんなのはどうだろうか」と提案があると共感した上で、必要な改善案を出してきます。
プラスの方向にそれぞれがどんどん動いてこの岩槻宵灯を創り上げていったのです。
妥協せずに自分たちのイメージを試行錯誤して形にしていく過程を目の当たりにし、これが正に「協働」なのだなと感心させられました。
因みに私は音楽担当の六十代。
間もなく七十台に突入しますが、優れた発想と実行力をもつ若者と共にまだまだ動き回ります。
岩槻Jazz、息切れせずに頑張りますよ!
価格:1980円 |
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