
子供たちにダンスの指導をする近藤監督と演奏するSwing Dolls
「カリヨンの杜」という施設を御存じですか。
岩槻馬込にある重い障害を持つ子供たちの為の医療型障害児入所施設です。
そこで、施設内の既存の部屋や設備を「そら・うみ・まち」に変え、子供たちが銀河鉄道に乗って旅をするという設定の催しがありました。
普段出かけることが難しい子ども達に別世界を旅する体験をしてもらおうと施設の方々が企画したのです。
その企画をプロデュースしたのは彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督である近藤良平氏。
日本のみならず世界で活躍する監督が映像や音楽、装飾等を駆使して施設を別世界に創り上げました。
そして、なんとSwing Dollsがこの旅の締めくくりを担当したのです。
我々の演奏で子供たちを出迎え、一流のダンサーでもある監督が自ら子供たちにダンスを教え、一緒に踊ります。
保護者も職員も一体となってダンスの世界に入っていきました。
三十人程の子ども達の為に真剣に向き合う世界レベルの監督、企画を更によいものにしていくカリヨンの杜の方々、そして子供達に相応しい音楽を必死に準備した岩槻Jazz。
この三者が本気になって創り上げた催しでした。
子供達は本気にしっかり応えてくれました。
体が不自由な子供がリズムに合わせて手を揺らしたり、上気した顔で我々の演奏に聴き入ってくれたりした姿は忘れられません。
学校でいえば、保護者と先生、そして地域の三者になりますね。
その三者がビジョンを共有して子ども達に本気になって向き合えば想いは必ず伝わります。
異常気象ともいわれている今年の暑い夏ですが岩槻Jazzは本気でライブを行います。
皆さん、水分をしっかり取ってたっぷりとお楽しみください。
【岩槻jazz代表・今村信哉】
![]() |
【広告】 価格:1660円 |
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。