ジャズと教育「我慢の先には楽しみが!」

コロナウィルスの影響ではっきりしたことがあります。
それは「楽しさは共有することによって生まれる」ということです。
突然の一斉休校の要請があった時、働くことができなくなる保護者の問題が取り沙汰されていました。
もちろんこちらも大変な問題です。
しかし、子供たちの「教育を受ける権利」が奪われるという本質的な問題を忘れてはなりません。
子供たちが義務教育として九年間学び続けるのは必要があるからです。
その大切な学習ができない状況を続けるということは大問題なのです。
また、学校というところは集団で学ぶ所です。
共に学ぶことによって、子供たちはお互いに教え合ったり、他の考えを知って自分の考えを深めたり広げたりすることができます。
だから新しい教科書では「対話的な学び」を大切にしているのです。
そしてなにより共に学ぶことは「楽しい」のです。
ですから学校に行っても自習のようなことしかできなければ「いつもの学校じゃない」ということになってしまいます。
今回の休校により、子供たちは友達と一緒に学ぶことがどんなに楽しいことなのかを再確認したことでしょう。
音楽も全く同じ。爆発的に感染者が増えたイタリアやスペインで窓越しにみんなで歌ったり、ダンスをしたりしている動画を皆さんもご覧になったでしょう。
外出ができないという異常事態であっても彼らは共に歌い踊っています。
皆と共に歌い踊ることで楽しさは倍増するのです。
皆が共に学んだり、楽しんだりしづらくなった今こそ、今までの学びや楽しみの原点に還りたいものです。
私は今から秋に延期にした「岩槻ジャズデー」の案を練ってます。
夏のジャズデーも含めて皆さんと共に楽しめるジャズデーにします。
ご期待下さい!
【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉(Shinya Imamura) 】

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