ジャズと教育【「琴Jazz」は異種格闘技?】

今回で三回目となる「琴Jazz」を三月三日(金)と三月四日(土)の二日間にわたり行います。
この催しは琴が奏でる日本古来の音楽とアメリカで生まれた新しい音楽を組み合わせたら面白いのではないかというほてい家若女将荒木由美子さんの発案で始まりました。
演奏者は様々なジャンルの音楽を琴で演奏している大平光美さん、そして、世界で活躍し、交響楽団などとの共演もしているアコーディオン奏者のMiyackさん。
そして、岩槻Jazzのメンバーという面白い構成です。
当初、プロの皆さんと演奏できるのだろうかという不安に加えてこのような楽器構成でうまくいくのだろかという懸念もありました。
しかし、その懸念はリハーサルの段階からすっかり無くなりました。
琴やアコーディオンと一緒に奏でるフルート、ピアノ、ベース、そしてドラムは心地よいサウンドを作り出していたのです。
現代は多様性の時代とよく言われます。
「違い」こそが新しいものを作り、時代を変えていくのだと。
そうはいってもこれまでの経験や知識が邪魔をしてなかなか違いを受け入れることが難しいのも確かです。
しかし、実際に日本古来の楽器に加えてヨーロッパの香りのする楽器、それにジャズの楽器を加えるという異種格闘技?のような音楽のなんと素晴らしいこと。
これを知ってしまうと「違い」は音楽だけでなく全ての分野で物事を進化させるということが納得できます。
さいたま市の学校でも違いを乗り越えコミュニケーションを高める為の「グローバルスタディー」という授業が行われ、成果を上げています。
ともあれ皆さんに心地よい違いを楽しんでいただける努力いたします。
ご期待ください。
【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉】

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。


Warning: Undefined variable $user_ID in /home/c5894747/public_html/iwatuki.raunzi.com/wp-content/themes/opinion_raunzi/comments.php on line 159

無料イラスト素材【イラストAC】

アーカイブ

お勧め記事

  1. 手品師に 拍手喝采 光る技 盛田桂治 元気だが なぜか気になる 淋しそう 原 …
  2. 2025/11/14

    今月の短歌
    しきなみ短歌10月例会の高点歌(4首) 迎え火に 応うるごとく 蜩の声  近々と澄み 透りゆく …
  3. 題名は「カラフル迷路」。 俯瞰した大地の地図のようです。 何本もの道が交差してはぶつかり合って次…
  4. ストレスが 買い物カゴに 入り込む 堀江 恵 入社即 退職届け 代行屋 遊佐 弘 口だけは …
ページ上部へ戻る