子供たちが学校で毎日のように課せられる漢字ドリルや算数ドリル。これらは歓迎されない「勉強」のベスト3に入るでしょう。やれば覚えられると分かっていてもひたすら繰り返す練習はとにかく「つまらない」のです。「勉強」というと先生の話をしっかり聞く、出された課題を繰り返しちゃんとやるという受け身のイメージがあります。しかし、学んだことを自分の力とするためには「発信」が必要なのです。二年生で学ぶかけ算九九。まずは暗記しなくてはなりません。「二二が四、二三が六…」と声をだしながら覚え、間違えずにできたら先生からシールをもらうというような経験を皆さんもおもちでしょう。しかし、そこで終わらせてしまったらせっかく覚えた九九は直ぐに忘れてしまいます。子供が大好きな餃子をつくる時、「皆が沢山食べられるようにするには何個作ればいい?」と一言問いかければ、食べたい一心で必死に九九を使うでしょう。ひたすら呪文のように唱え続けた九九が「使う」=「発信」することによって定着し、生きて働く力となるのです。授業中、毎日行われる先生とのやり取り。そこで先生の問いに応えるということも正に「発信」です。間違えてしまうかもしれないという緊張感の中で「発信することにより、学んだことが更に深まっていきます。ジャズの世界でも同じです。失敗するかもしれないアドリブを緊張感をもって「発信」する。それがバンド全体に刺激も与え、自らの演奏の腕も上げてくれるのです。2020年12月20日(日)にスイングドールズも出演する「岩槻JazzDayが市民会館いわつきで行われます。ご来場いただき、我々の緊張感の中での発信をお聴きいただければ幸いです。【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉(Shinya Imamura) 】
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