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- ジャズと教育 「安請け合い」と「見切り発進」
岩槻Jazzの合言葉は「安請け合い」と「見切り発進」です。
やってはいけないことの筆頭のようなこの二つ。
でも、おかげであちらこちらからお声がけを頂き、ジャズを演奏させてもらっています。
先日、岩槻区役所から「駅前にあるポストをラッピングするのでお披露目式をやりたい。
その時、岩槻Jazzに手伝って欲しい。」との依頼を受けました。
岩槻を盛り上げるいい機会ですので二つ返事で引き受けました。
しかし、その式がかなりしっかりとした公の行事だということが後から分かったのです。
もう後には引けません。
どうせやるならばと共栄大学ジャズサークルの学生に依頼してファンファーレを演奏してもらい、序幕の際には私がドラムロール。
最後に私と学生で一曲演奏するようにしました。
演奏には色々問題がありましたが、参観者の沢山の笑顔と拍手を頂き、
式を盛り上げることができました。
今は「何か問題が起こっては困る」「失敗したら嫌だ」という恐れから、自分に関係の無いことについては「やった方がいい」と思うことでも二の足を踏むような風潮になっているように感じます。
一歩踏み出すことにより自分の可能性は広げることができるはず。
多少の失敗は糧になることはあっても大きなマイナスになることはありません。
学生たちは「演奏するいい機会をいただいた」と卒論で忙しいにも拘らず引き受けてくれました。
彼らは教育学部の四年生で来春から小学校の教員となります。
赴任した学校で自分から進んで「やってみたいな」と思う子供たちをきっと育ててくれるでしょう。
しかし、間もなく古希を迎えようとする私はもう少し落ち着いて行動したほうがいいのかもしれませんね。
【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉】
価格:8295円 |
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