「マスクなんて無駄だ!」と主張する人たちがいます。果たしてそうでしょうか?8月24日、和光市にある理化学研究所は、世界最速のスーパーコンピュータ「富岳」を使ったマスクによる飛沫の拡散状況の予測を発表しました。マスクをした感染者がせきをした想定のシミユレーションによると、不織布を使ったマスクの場合、せきによって出た飛沫がマスクを通過することはほぼありませんでした。通気性のいいポリエステルや綿のマスクの場合、繊維の隙間が比較的大きいため、小さな飛沫が最大4割も通過する場合がありました。ただ飛沫の体積でみると、どの素材のマスクでも、約8割の飛沫の飛散を防いでいました。理研の坪倉誠チームリーダーは、「暑い季節にマスクを外すのが最も危ない。どのマスクでもつけることが大事」と語っています。コロナの感染拡大が止まらない中、さいたま市は年内の取り壊しを予定していた緑区の市立病院旧病棟を、コロナ対策のために埼玉県と共同で活用することを決めました。清水市長は、「感染が想定を上回る状況になった場合、埼玉県で活用を検討していただきたい」と発言しました。行政が病床の確保に尽力しても、感染予防のためには、一人一人の自覚がなによりも大切です。「自分が感染しているかもしれないと常に考え、人にうつさないためのマスク、手洗いの徹底を忘れてはなりません。【さいたま市防災アドバイザー・加倉井誠】
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