メキシコの国花 争いさえも生むダリア

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

鮮やかな大輪で周囲を華やかにする花・ダリア。
夏から秋にかけて花を咲かせるメキシコの国花です。
高原地帯に自生しており15世紀頃のアステカ帝国で神聖な花として栽培されていました。
花姿がボタンに似て、和名は天竺牡丹(テンジクボタン)と言います。
日本には天保12年(1842年)にオランダ船によってもたらされたとそうです。
花のサイズは超巨大輪から極小輪とあり、丈も高性から矮性まであります。
咲き方も多様で、白、橙、ピンク、赤などの一重や八重とさまざまです。
切り花としても人気が高まっています。
植える時はどちらから芽が出てくるかをよく観察して植えないと、芽が出てこないので、ご注意を。
また150cm以上伸びるダリアには支柱を立てる必要があります。
さて、ダリアの花言葉ですが、赤のダリアの花言葉は「華麗」。
白のダリアの花言葉は「感謝」。
黄色のダリアの花言葉は「優美」。
「ダリア」の一般的な花言葉は「栄華」「気まぐれ」ですが、「裏切り」という意味もあります。
これはその逸話ですが、ナポレオンが活躍していた時代。
妻のジョセフィーヌは庭に沢山のダリアを育てていました。
ある日、譲ってほしいという貴婦人を、ジョセフィーヌは断ります。
貴婦人はお金でジョセフィーヌの庭師を丸めこみ球根を盗ませますが、この事はすぐにバレて、庭師と貴婦人はジョセフィーヌによって追放されてしまいました。
美しさと欲望は紙一重ですね。恐ろしい。
【さかい】

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