夏、水面に漂う涼しげな雰囲気を漂わせるスイレンは、印象派の画家クロード・モネも愛した花。花名の由来は、夕方に閉じる(睡る)ことからといわれています。開花時期は5月~9月で、岩槻の城址公園にある睡蓮も、この頃は見ごろではないでしょうか。俳句では夏の季語です。逸話にはこのようなものがあります。遠い昔、湖のほとりにワヲタ(太陽)という酋長と恋人の美しい乙女がいましたが、乙女の両親は二人の交際に反対しました。彼女は悩み苦しんだ末に湖に身を投げてしまいます。ワヲタは彼女を救い出そうとしましたがその姿は消え、スイレンが咲いていました。スイレンはワヲタ(太陽)の暖かさで花を開き、日が沈むと眠るようになったといいます。朝に花を開き、夕方に花を閉じるスイレンは古代エジプトの太陽のシンボルです。「信仰」の花言葉もこれにちなむといわれます。「清純な心」の花言葉は、野生のスイレンの多くが白い花であることに由来します。代表的な花言葉は「清純な心」「信頼」「信仰」。色ごとに見てみると、白色だと「純粋」と「潔白」。ピンク色だと「信頼」で、黄色だと「優しさ」「甘美」となります。また、スイレンの花言葉に関連する名言もあり、ドイツ出身の詩人・作家・ジャーナリストであるハイネは「女というものは、どこまでが天使で、どこからが悪魔なのか、はっきりわからないものなのだ。」と残しました。さて、あなたにとって、「女」とは、いかなるものでしょうか。【さかい】
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