岩槻の伝統産業である「人形づくり」の歴史を、貴重な資料や写真と共にまとめた『百年誌 岩槻の人形』が発刊された。江戸時代から約380年、脈々と続く岩槻の人形づくり。本書は、日本で一番の生産量を誇るこの街の生産地としての歴史を知る、岩槻人形協同組合の100年にわたる活動がまとめられたものである。誌面には様々な作品や、人形師たちの活躍を切り取った貴重な写真も豊富に掲載。人形のまちだからこそ伝えられる日本人形の起源にもふれ、岩槻という街でいかにして「人形づくり」が行われてきたかを知ることで、街の歴史を“再発見”できる構成となっている。本書を編集・発行した岩槻人形協同組合は「おかげさまで私たちの組合は、大正4年の設立以来、平成27年5月に創立100週年を迎えることができました」とコメント。さらに、「記念事業のひとつである『 百年誌』は、先人たちの業績を記録、顕彰し、後継者のために役立てればと願い編纂しました。人形の産地として歴史ある岩槻の広報に、そして、人形文化の発信に繋がればと願っています」と思いを込める。
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