春は出会いと別れの季節、桜は毎年その瞬間を華やかに彩ってくれます。例年なら、たくさんの新入生を大喜びで迎え入れるように咲き誇ってくれますが、今年は特に早咲きで、新学期前のキャンパスで新入生の受け入れ準備に追われる教職員を応援してくれているようです。人間総合科学大学は2000年に日本の私立大学としては初めての通信制のみの大学として開学し、私の所属する岩槻キャンパスは、2011年に通学制課程として開設して今年で10年目を迎えました。10年目ともなれば、本来は落ち着いて新学期を迎えられるはずですが、今年は世界中で新型コロナウィルスが猛威を振るっており、日本全体がこのウィルスの感染拡大を防ぐために緊急対応を迫られています。本学も対応策の一つとして新学期から遠隔授業を取り入れることを決め、大急ぎで準備を進めています。遠隔授業とは、大学と学生を動画と音声でつなぎ、双方向で通信する授業方法であり、一つの教室内に大勢の学生を集めて対面で授業することを避けられるメリットがあります。しかし、遠隔授業を取り入れるためには、授業を受信できる環境が自宅にない学生への対応方法や教授方法や教材の工夫など、解決しなければならない問題も少なくありません。通信制教育課程で培ってきた知識と経験を通学制課程に生かすことで、これまで以上に効果的な教育方法の実現を目指したいと思います。【人間総合科学大学教員・藤本鎮也】
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