2022年2月20日に第57回作業療法士国家試験が行われました。作業療法士や理学療法士、看護師などの医療系の国家資格は大学や専門学校を卒業すれば免許がもらえるのではなく、厚生労働省が実施する国家試験に合格してはじめて免許がもらえます。そして、この国家試験は年に1回だけ、再試はありません。今年はオミクロン株が岩槻区内でも大流行しているなか、新型コロナウイルス感染症に罹患したら今年の受験は不可、来年度再受験するしかないという状況での受験勉強でした。目白大学の学生たちは、感染症対策のため、2月以降、大学への登校ができなくなり、家からもほぼ外出しないようにして試験当日を迎えました。友人と話すこともままならず、勉強を教えあうこともできず、外の空気を吸うこともなく、本当に孤独で不安な受験勉強だったと思います。試験当日、今年受験予定の全員で受験ができたこと、本当によくがんばったと思います。写真は、東京の試験会場に応援で駆け付けた当大学の安井先生と受験生たちの記念写真です。試験前ですがみんないい顔をしていますね。コロナ禍により様々な苦労があった学生たちですが、その苦労があったからこそ、人の辛さに共感ができる優しい医療者になれるのではと思います。学生たちは3月に卒業し、4月からは岩槻を含めて、関東を中心に作業療法士として活躍します。学生の頃と同じく、今後の目白大学卒業生の活躍を応援していただけますと幸いです。【目白大学・佐藤彰紘】
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