健康寿命を延ばすには(後編) 「睡眠、休養などは重要」

日常生活における歩数の増加 目標値:男性9,200歩、女性8,300歩

 1日当たり平均歩数で1,000歩、歩く時間で10分、歩行距離で600~700m程度の増加に相当基準値:男性8,202歩、女性7,282歩(平成9年度国民栄養調査)。
 膝関節が痛くなる原因として、軟骨がすり減って痛くなるというのはご存じと思います。痛くなる前に大切なことは、やはり運動を日頃から行い筋力低下により関節を支えられなくなってしまう状態を作らないことです。
 私も毎日朝ウオーキングで1時間歩こうとしてますが、なかなか難しく3日に1度位です。生活習慣になるように頑張っています。

二つ目は、睡眠・休養の必要性と働き
 睡眠不足は、疲労感をもたらし、情緒を不安定にし、適切な判断力を鈍らせるなど、生活の質に大きく影響します。また、こころの病気の一症状としてあらわれることが多いことにも注意が必要です。
 近年では睡眠障害は高血圧や糖尿病の悪化要因として注目されているとともに、事故の背景に睡眠不足があることが多いことなどから社会的問題としても認識されてきています。

「休養」は疲労やストレスと関連があり、2つの側面があります。

 1つは「休む」こと、つまり仕事や活動によって生じた心身の疲労を回復し、元の活力ある状態にもどすという側面です。
 2つ目は「養う」こと、つまり明日に向かっての鋭気を養い、身体的、精神的、社会的な健康能力を高めるという側面です。(厚生労働省健康日本21栄養・休養・こころの健康より)
 人は寝てる間に体の修復を行います、最初は骨格の修復と疲労の回復、次に内蔵の修復、最後に自律神経の修復を行うと言われてます。
 途中で起きる方は修復が行われずに、体調不良の原因になると言われてます。快適な睡眠に心がけましょう

 3つめは食事です。バランスの良い食事をとりましょう。日本人の食生活が、第二次世界大戦以降約50年間に高塩分・高炭水化物・低動物性たんぱく質という旧来の食事パターンから、動物性たんぱく質や脂質の増加等、大きな変化を遂げたことは、感染症や脳出血などの減少の一因となっています。
 しかし一方で、現在、がん、心疾患、脳卒中、糖尿病等の生活習慣病の増加が深刻な問題となってきており、これらの発症に栄養・食生活の関連があると言われております。従って、栄養対策も従来の栄養欠乏から過剰栄養に焦点をあてたものへと転換を図ることが求められております。
 

栄養・食生活との関連が深いとされる疾病には高血圧、高脂血症、虚血性心疾患、脳卒中、一部のがん(大腸がん、乳がん、胃がん)、糖尿病、骨粗鬆症などがあります。
 これら疾病と関連のある栄養素摂取レベルについては、エネルギー(消費とのバランスとして)、脂肪、ナトリウム、カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミン、カルシウムなどがあげられます。(厚生労働省健康日本21栄養・食生活より)

 毎日の食事から野菜、果物、乳製品、魚などバランスの良い食事を心がけましょう。
 ところが、年とともに食が細くなり体への吸収率も悪くなるので、補うためには効率よく健康食品(サプリメント)を利用するのもありかと思います。
 健康食品(サプリメント)は食品に分類されていますが、ビタミンやミネラルなど1度に多種類のサプリメントを摂取すると健康被害の可能性が高くなる可能性があります、何種類か摂取している場合は、同じ成分が重複していることもあり、過剰摂取による体調不良も引き起こしかねません。健康食品の取りすぎには注意しましょう。

 健康寿命を延ばすには、日々の規則正しい生活が重要になってきます。
気を付けて、足腰しっかり、頭もしっかり、寝たきりにならずに、理想のPPK(ピンピンコロリ)を目指しましょう。

 今まで、日々何人もアドバイスをしてきましたが、なかなか、好きなお酒はやめられませんが、深酒はしないように心がけて行こうと思ってます。ストレスの方が体に最も悪いと言い訳としてますがね。!(^^)!【ら・みやび応援隊員:内藤】

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