八雲神社の本殿にある普段は見ることのできない立派な彫刻が、2020年2月22日(土)の「まちかど雛めぐり」で公開される予定だ。それにちなみ、彫刻の説明パネルを作ったという話を氏子会総代・萩原さんよりお聞きしたので、取材してきた。八雲神社の一帯は、地元では市宿と呼ばれている。その起源は室町時代戦国後期といわれており、岩槻城主太田氏から市を開く許可がおり、大いに繁栄したところから呼ばれることとなったという。神社には、市の守護神として「素戔嗚尊(すさのうのみこと)」が祀られており、「市神様」とも「天王様」とも呼ばれている。明治初年に改称し「八雲神社」となったのは、素戔嗚尊の歌にちなんだため。本殿は明治期に再建されたものの、現在は通常、その周辺が囲われていて間近に見ることはできない。御祭神の素戔嗚尊は日本神話に出てくる逸話の多い神様で「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」神話は知る人も多いだろう。社殿にある彫刻はこの神話から題材をとったものだが、「八岐大蛇(竜の姿)」が右壁に。「素戔嗚尊」が後壁で、「櫛名田姫命」が左壁に彫られています。(次号に続く)
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。
Δ
山楽斎の名を持つ太田資正 その歴史を探求した書籍出版
昨年の漢字は「令」 今年は東京五輪に期待
トップページに戻る
移動済み情報記事一覧へ
Copyright © WEB ら・みやび 岩槻 All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。