別れを思わせる 春の花・スイートピー

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

イタリアを原産とするスイートピーは、世界中で約100種類にも及ぶといわれています。
日本国内で自生しているのは4種類で、一度植えれば毎年花を咲かせてくれる宿根草もあります。
一般的に、切り花として親しまれているのは、温室で育てられている冬咲き種です。
ガーデニングはもちろん、切り花やブーケにも使われるのでみなさんもどこかで目にしたことがあるかもしれません。
成長の過程では、巻きひげを支柱などへからませながら3〜4mまで茎を伸ばし、その後、赤やピンク、紫色に染まった鮮やかな花びらを咲かせます。
基本的には、秋に植えて春に花を咲かせますが、人気もあるため温室栽培されたものが一年中を通して出荷されています。
さて、そんなスイートピーにまつわる花言葉は「ほのかな喜び」「やさしい思い出」「門出」「別れ」です。
別れを思わせるものが多いのは、花の形が蝶の飛び立つ姿に似ていることから。
また、出会いと別れが重なる4月頃に花を咲かせることから、連想されたといわれます。
色別でも花言葉は異なり、ピンクは「繊細」。
白は「ほのかな喜び」で、黄色は「分別」「判断力」とされています。
なお、これら以外には色別の花言葉はないようです。
スイートピーと聞くと、松田聖子さんの『赤いスイートピー』も思い浮かびますね。
出会いと別れの妙が胸をすき涙を誘いますが、あなたの春が暖かな思い出となりますように。【さかい】

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