地下鉄の岩槻延伸実現につながる新たな動きに期待

先月28日に埼玉県が県庁の建替え・移転についての有識者会議を開き、現在地での建て替え案と、浦和美園駅周辺県有地(旧順天大病院予定地)への移転案の2案に絞り、今年度中に決定する事を確認した、との報道があった。
弊紙の今年2月号では県庁の移転先として5ヶ所の候補地との報道を載せたが、予想通りの展開である。

県は更に10項目の内容で評価を実施して来年3月末までに建設場所を決めることになる。
評価項目の中で、浦和美園移転案で一番ネックになるのが現在の交通アクセスである。
しかし、現在地での建て替え案では、建設期間中の仮庁舎建設や移動などから発生する場所の確保や費用負担の課題が出てくる。
浦和美園移転なら新庁舎が出来上がるまでこれまで通りの業務ができて余計な費用負担も少ない。
県有地も既に確保してある事から移転案で進めるのが妥当であろう。
では、交通アクセスの解決はどうするか
。県庁舎が完成するまでに、永田町とも乗り換えなしで繋がる岩槻までの地下鉄延伸を実現させることが一番の解決策になる。

これまでになく埼玉県とさいたま市が連携して国への働きかけを進めているようでもあり、この動きに期待したいところである。  (496文字)

(編集部・奥山)

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