地域の農業にふれる 新和小学校で田植え体験

さいたま市立新和小学校で田植え体験学習が行われ、小学校から続く坂を下りた田んぼに元気な歓声が響き渡った。
地域で農業を営む小林農園の小林勝一さん(61)の協力のもと、今年で28年目を迎える。
小林さんは「始まりは、私の子供が小学5年生の頃から。豊作よりもお米のできるまでを学んでくれたらうれしいです」と話していた。
当日は河野秀樹校長ら学校関係者を含む194名が学び、実際に体験した5年生の女子児童は「初めはヌルヌルしてたけど慣れたら楽しい」と話し、笑顔を浮かべて無邪気に手ぎわよく植えていた。
この春に河合小学校から赴任したという教頭先生は「学校から歩いて数分の場所に、こんな生きた学習スペースがあるのはすばらしいですね」と感想を述べた。
田植え機を使っての実演では、その早さに驚く子どもたちの姿も印象に残った。
この時期ならではの田植え風景であったが、秋の収穫も今から楽しみでならない。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。


Warning: Undefined variable $user_ID in /home/c5894747/public_html/iwatuki.raunzi.com/wp-content/themes/opinion_raunzi/comments.php on line 159

無料イラスト素材【イラストAC】

アーカイブ

お勧め記事

  1. 「蓮の花火」という題がついています。くるくると回る同心円が見えてくる、いくつもつながって響きあってい…
  2. 2025/8/17

    岩槻川柳会
    近詠作品より 頑張らない 介護ゆるめの 長期戦                       堀江…
  3. 2025/8/17

    今月の短歌
    しきなみ短歌7月例会の高点歌(4首) アルプスと れんげ田続く 安曇野は  我の故郷 原風景なり…
  4. ◆8月号(平均の速さの問題) 岩槻駅から時の鐘までお出かけしようと思います。行きは分速60mで進み…
ページ上部へ戻る