子ども奮闘記 「一緒にいても 離れていても」

  学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。

 子供の成長に合わせて、私たち支援者も関り方が変わってきます。
 小学生の低学年の頃は近い距離で愛着を育むようにやり取りを重ねていきます。
中学年になると、無邪気さが影を潜めて、クラスメイトのことや自分のことで悩み始めたりします。
上手くいかないことに癇癪(かんしゃく)を起していたのが、だんだんと「どうすればいいかな」と考えるようになってきます。
最初は手を貸していた私たちも、子供の成長に合わせて「自分でできそう?」など声をかけながら「自分でやる」ことも大事にしていきます。
 高学年になると反抗的になったり、一筋縄ではいかなくなってきます。
拒絶的になったり、かと思えば近い距離になったり、成長するということは、揺れ動く自分を感じるということです。
自立と依存で迷う子供に、その時々の距離感で関わることが大事になります。
絶えず調節し続けるためには支援の技術が必要なのだと思います。
 もう何年も私はこの距離感で悩んできました。近い距離を求められたらずっといるとか、突き放されたら「もう関わらない方がいいのかもしれない」と振り回されていたのですが、今なら、その揺れ動く不安と安心感のふり幅を感じながら「もう大丈夫そうだな」と察することもできるでしょう。
関わるだけが支援ではないですし、遠くで見守ることも、きっと同じくらい大切なのです。
  【ともくん】

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