令和二年十一月十五日「岩付城主太田資正公生誕五百年祭実行員会」が四回の企画準備会を経て二十六名で立ち上がった。太田道灌公のひ孫である太田資正(すけまさ)公は、中世戦国時代に活躍した戦国武将の知将の一人で、後に太田三楽斎(さんらくさい)とも名乗っていて、岩付城主でもあった。越後の上杉謙信と盟友を結び、小田原の北条氏と戦い、豊臣秀吉と通じた。敗れても最後まで知恵を絞り、希望を捨てずに戦い続けた不屈の知将の生涯に惹きつけられる人は現代でも多い。三楽斎は最初に軍用犬を使っての情報交信を行ったとされることから、地元のNPO法人が3年前より進めてきた「三楽斎の犬・槻丸プロジェクト」の旧・らうんじ紙面での4回にわたる槻丸の漫画掲載などを含めて歴史物語による町おこしの取り組みからの活動で、令和四年に資正公の生誕五百年を迎えることを好機ととらえ、岩槻の新たなまちおこしの起爆剤とすることが今回の企画の目的である。 初回は同法人の呼びかけに応じ、岩槻区内外から“太田資正公ファン”や“岩槻のまちおこし”に関心のある方たちが集まり、それぞれの思いを語った。具体的な取り組みは今後の実行委員会により話し合われるが、まずは資正公を知ってもらうことが必要とのことから開催した資正公に関する学習会はたいへん好評であった。 今後も地元の方たちに知って頂くための催しや学習会を、令和四年二月の五百年祭のイベント開催に向けて進めていく予定である。実行委員は随時募集中(入会金一千円)。
◎太田資正公生誕五百年祭実行員会TEL:048-790-1337FAX:048-792-0472メール:sukemasa.seitan500th@gmail.com問合せ:髙橋真理以(太田資正公生誕五百年祭実行員会)
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