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- 岩槻だからできた 今回の薬師寺加藤管主記念講演企画
管主(かんす)とは、法相宗の大本山薬師寺さんで一番偉いお坊さんである。
法相宗は今から1400年ほど前に西遊記でお馴染みの玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った経典を漢文に翻訳して、その後奈良時代の日本に誕生した宗教です。
そんな偉い方に、この岩槻にわざわざ来てもらって、それも無料で2時間も講演をして頂ける事になったのは、1,400年ほど前に実在した玄奘三蔵法師のご縁なのです。
えェ~何で! ですよね。
地元である岩槻の住民でも意外と知っていない方が多いので、ら・みやび紙面の連載「玄奘塔ものがたり」でも紹介していますが、中国内で行方不明だった玄奘三蔵法師の霊骨(頂骨)が日本軍によって偶然発見され日本に分骨されて80年、戦時状況など色々な経緯を経て、天台宗岩槻慈恩寺に移され玄奘塔が建立されて安置された。
戦後、昭和30年に台湾の玄奘寺に分骨され、更には昭和56年に奈良薬師寺に岩槻慈恩寺から分骨された。
その際には子供達の修学旅行先で人気の高かった薬師寺管主の高田好胤師が今回と同じ会場で記念講演を行っている。
分骨を承知した岩槻の華林山慈恩寺開山1,200年と、玄奘三蔵法師の霊骨が日本に来て80年を記念した有志市民の企画事業として慈恩寺さんを通して講演をお願いしたところ、快諾を頂き実現したのは今回の企画である。
分骨の際の記念講演は分かるが、それから42年も過ぎて、有志市民企画のお願いに応えて頂けた事なども三蔵法師が繋いでくれているご縁かと思っている。
地元で薬師寺管主師から直接お話を聴ける機会はもうないと思います。
1次申込終了後も満席になるまでは受け付けていますので連絡してみてください。
申込方法は同じで継続しています。
※当日、事前申込無しで来られた方への対応として、
満席の場合でも別室のイス席で拝聴できるように考えています。
薬師寺写経体験(午前中)
会 場 講演会場と同じ市民会館いわつき5階(集会室)
受付開始 9:30~
お写経 9:50~11:00 (最初の10分程度管主より作法説明)
管主法話 11:00~(お写経途中の方は法話を聞きながらお写経)
参加費 3,000円(納経料+参加志納料)
定 員 50名(申込先着順)
申込み 講演申込と同じ方法で可能(質問欄などに写経希望と書いて下さい)
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