前回は染井吉野より約1ヶ月早く咲き始める河津桜を取り上げましたが、今回は河津桜の次に咲く桜を紹介します。岩槻には3月上旬から中旬に開花する、寒緋桜(カンヒザクラ)、琉球寒緋桜(リュウキュウカンヒザクラ)、大寒桜(オオカンザクラ)、支那実桜(シナミザクラ)などがあります。【寒緋桜】3月上旬に開花、濃い赤紫色の花は下向きの筒状に咲き、大きく開きません。このため見栄えは良くありませんが、春先に赤紫色の花は目立ちます。宮町の久伊豆神社の駐車場(4本)と城址公園のわんぱく広場の池寄り(7本)にあります。【琉球寒緋桜】やはり3月上旬に開花、寒緋桜のように下向きの筒状花ではなく、やや下向きに開いて咲き、花色は染井吉野よりやや赤みが濃い程度です。時の鐘(1本)と村国の久伊豆神社(2本)にあります。【大寒桜】染井吉野より10日ほど早く開花、発祥は川口市の安行で別名「安行寒桜」とも呼ばれ、花色は染井吉野よりやや赤みが濃くなっています。城址公園の子供広場に行く階段途中(1本)と城町2丁目の知楽院本堂裏(1本)にあります。【支那実桜】3月中旬に開花、名前の由来は”中国の実の成る桜”という意味で、サクランボが採れますが、通常食べているサクランボは西洋実桜の実です。花弁は白色か薄いピンク色で、オシベが長いのが特徴です。城址公園の球場バックスクリーン裏(1本)とテニスコート南側(1本)にあります。【森林インストラクター・桂幸一】
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『台風のおとしもの』第3話(せやざきやすこ)
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