企画展「にんぱくの人形修復~文化財を未来へ~が9月28日(日)まで開催される。
岩槻人形博物館の収蔵品である「人形」は、置かれた環境や経年による劣化からまぬがれることはできないため、永く後世に伝えていくためには、人形の修復は必要不可欠なことである。
同館は現状維持を基本とし、オリジナルの情報をできるだけ変えないという文化財修復の理念のもと、平成21年(2009)度から継続的に修復を行ってきた。
令和2年(2020)の開館時には博物館内に修復室を設け、日頃から修復技術者と共に人形修復を行うという、全国的にも珍しい事業を今日まで続いている。
本展では、劣化の各症状・素材別の処置から、修復が困難な人形衣装の復元事例まで、これまで行ってきた人形修復事業について紹介するもの。
このような同展の内容から、学芸員と修復技術者による展示解説に注目されたい。
日時:7月27日(土)(終了)、8月25日(日)、9月1日(日)いずれも午後2時~ (40分程度)
※ 申込不要、要観覧券。当日展示室前に集合。
※ 3名の当館修復技術者が1日ずつ担当。
7月27日(土):足立 収一 氏(終了)
8月25日(日):桐原 瑛奈 氏
9月 1日(日):長井 まみ 氏
問合せ 岩槻人形博物館
〒339-0057 岩槻区本町6-1-1
TEL 048-749-0222 FAX 048-749-0225
https://ningyo-muse.jp
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