7月20日に行われた参議院選挙での投票率の結果が出たが、今回も岩槻区の投票率の順位はさいたま市10区の中で最下位だった。
埼玉県内市区町村等72ヶ所の集計結果でも、最後から3番目の70位と改善の傾向がみられなかった。
これは昨年10月に実施された衆議院選挙でも同じ様な順位である。
国政だから関係ない、投票所が遠いから、時間がない、投票したい候補者がいない、等は自分への行かない為の理由づけであって、他区民や行政側から見た時に、岩槻に住む有権者意識の度合いを表す数字として捉えられかねない恐れもある。
今回の参議院選挙で県内1位は東秩父村の66,82%となっており、投票所が遠いからは理由にならない。
さいたま市の中では浦和区が64,07%のトップで、県内でも3位となっており、参加意識の高さが表れている。
投票率向上に向けて、選挙の仕組みを変えることや行政側に求めるよりより先に、地域や職場、友達などもっと身近な所で、出来る事から考えて見てはどうだろう。
先月号の6Pでも掲載したが、岩槻区内では地域別で28ヶ所の投票所があり、各個別毎の投票率が広報されている。
今回も市長選の際の「区内ワースト5」の投票所を取り上げておきます。
このエリアの自治会・町内会などの皆さん、楽しい試み方なども考えて次回の投票率ではワースト5からの脱出を図ってみませんか。
岩槻区内の順位 | 投票所 | 投票率 |
ワースト1位 (28位) | 岩槻中学校 | 22,97% |
同 2位 (27位) | 高曽根自治会館 | 24,14% |
同 3位 (26位) | 河合小学校 | 26,12% |
同 4位 (25位) | 川通中学校 | 26,54% |
同 5位 (24位) | 飯塚自治会館 | 26,79% |
【編集部・奥山】
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