岩槻郷土資料館では、二月二二日(土)から岩槻で行われる「まちかど雛めぐり」に合わせ、企画展「だるま」と題し、二月二二日(土)~三月二三日 (水)まで市立博物館などに所蔵されている「だるま」の展示を行います。
だるまは、正月などの縁起ものとして、また受験の合格や勝負事の必勝祈願などとして、作られています。
木型に和紙を張り、形づくられ、全国的にみることができます。
さいたま市の岩槻区は越谷、春日部と共に武州だるまの産地であり、古くから張り子人形などともに作られ、現在も多くのだるまが作られています。
武州だるまは、高崎のだるまに比べ、鼻筋がとおり、女性的といわれています。
またさいたま市南西部の桜区には、かつて「五関の張り子」と呼ばれる張り子が作られており、だるまの製作も行われていました。
浦和博物館や埼玉県立歴史と民俗の博物館に、その五関で使われていただるまの木型や製作工程を示した資料などが残されています。
さらにさいたま市立博物館や浦和くらしの博物館民家園には、各地で作られた「だるま」が所蔵されており、様々な「だるま」を見ることができます。
岩槻区加倉にある「金毘羅(琴平)神社」では、毎年二月一〇日にだるま市が行われています。
この神社は、以前は、現在ある場所の西側にありましたが、東北自動車の建設・開通に合わせ、現在の場所に移転したものです。
かつては、このだるま市は岩槻だけでなく、近隣からも多くの人が集まり、盛大に行われていたそうです。
この「金毘羅(琴平)神社」のだるま市の風景も写真で展示する予定です。
この機会に全国で作られた「だるま」だけではなく、岩槻やさいたま市内で作られていた「だるま」をご覧いただき、「だるま」のもつ魅力を堪能していただければと思います。
なお、この期間には、岩槻郷土資料館一階で博物館収蔵の雛人形の展示も行いますので、ぜひ資料館に足を運びご覧ください。
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