弊紙2018年11月号の2面で岩槻のまちづくりに関して取り上げました。(前回の記事)市民が自由にまちづくりに対して話し合える会合「2020市民企画委員会」の報告書ができ上がったので紹介します。表題は『「翔ぼうよ岩槻・羽ばたけさいたま」〜自然と歴史、文化を活かし、人と人がつながるまちづくり〜』です。約1年で40回の関係会合を重ね、延べ456人の市民が話し合って出て来た岩槻のまちづくりの為の内容を、5つの項目に仕分けして資料編の中に落とし込んである。岩槻にある5つの分野とは、次のとおりです。
❶人材を活かす❷施設を活かす❸歴史・文化を活かす❹自然を活かす❺地の利・産業を 活かす
その中で今回紹介するのは、旧区役所跡地に姿を現した岩槻人形博物館と、これから工事が始まる、にぎわい交流館いわつきの両館が2020年2月にオープンする事もあり「2・施設を活かす」に絞ってみます。実際の会議では、以下の考えが出てきました。
◎人形博物館と、にぎわい交流館と、岩槻のまちおこしのイベントを連携できる運営◎岩槻の地域全体の魅力を総合的に情報発信し、岩槻らしさを体験できる中心拠点に◎地域の交流と共に、海外も含め地域以外の方が何度来ても楽しめる岩槻らしい内容作り◎広場は岩槻のイベントの中心的拠点となるが、運営的にも統括して地域活性化に繋げる◎情報発信基地として、岩槻版「まちの駅」の拠点と地域へのネットワーク作り◎数ある岩槻の地区イベントも総合して連携し、年間5〜6個の外から人を呼べるイベントに育てる。歴史や人形文化などから「1・3・5・7・9 月の五節句」と「11月の鷹狩行列」
最終的に、地域の特色を出さなければ地域活性化には繋がりません。岩槻らしさを企画運営に反映するには、熱い思いの市民をも巻き込んで「行政とも広く協働できる仕組み作りが必要なのではないか」ということになっています。委員会は12月で解散され、2019年1月26日に予定の「市民が考える“岩槻の近未来”まちづくりフォーラム」開催の結果次第で、新たな市民活動に繋がって欲しいものです。フォーラム開催詳細はイベント情報欄でご確認ください。【編集部・奥山】
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