幸福を告げる多肉植物 カランコエ

カランコエは乾燥に強く、開花期は11月から5月。
カラフルで鮮やかな花の色と、美しい葉や種類の豊富な株の形があり、育てやすさとかわいさから贈り物として人気です。
名前は中国の「加籃菜」の発音がカランコエと聞こえることに由来しています。
和名ではベニベンケイと呼ばれており、鮮やかな色の花と、長く花を咲かせ続けることから名付けられました。
日本には第二次世界大戦よりも前の昭和6年に入ってきました。
花には上向きと下向きのものがあり、夜の時間の長さで花を咲かせるタイミングを計るので、人工的に夜の時間を長くすることで通年花の咲く状態にするのも可能です。
日本の冬に彩を添えてくれるカランコエの花言葉は「幸せを告げる」「たくさんの小さな思い出」。
色鮮やかな花を密集させて咲かせる姿からの連想で、贈られた人は「幸せを贈られる」という意味もあります。
 他には「あなたを守る」もあり、葉や茎が丈夫で倒れない強さを感じます。
「おおらかな心」は、マダガスカル、南アフリカ、東アフリカ、東南アジア、マレー半島、アラビア半島、インド、中国など広い地域に分布している姿が由来です。
そして、数ヶ月も花を咲かせ続けることから「長く続く愛」ともいわれます。
栽培する場合は日当たりのよい場所に置き、夏場は涼しい日陰に、冬場は室内の日光の当たる場所へ置きましょう。
日に当たらないと葉が黄色く変色し、冬場8度以下の場所では花が咲かないので注意が必要です。
【さかい】

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