かぐや姫、一寸法師、浦島太郎は誰もが読んだことのある日本の昔話。浦和に住んでいた詩人槇晧志は、これらの子供向けの絵本の文を書いた。その多くはフレーベル館から出ている。先日、60代後半の男性から、子供の頃、槇晧志の「うらしまたろう」を呼んだという話を聞いた。文を書いた人の名前まで覚えていたのだ。外国物ではピノキオ、マッチ売りの少女などを書いた。また、「めだかの学校」を作曲した中田喜直と組んで「おおきいゆうびんやさん」を発表するなど、歌詞も書いている。「人形のまち」などの文学作品の他に、子供のための作品を多く書いたのである。岩槻は人形のまち。三月のひな人形に続いて五月人形も扱っている。金太郎、桃太郎なども飾られる。また慈恩寺の玄奘三蔵祭では、孫悟空らの行列が見られる。子どもの健やかな成長を願う節句人形や行事と豊かな心を育む昔話、童謡を組み合わせれば、より彩のある「人形のまち」として発展するだろう。
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ボナペティピコ
文人の見た理想郷
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