文化の日である11月3日(祝・土)には、岩槻区内でもさまざまなイベントが催される。岩槻の歴史、文化にちなんだイベントや市民交流の催事が、中心市街地を通る江戸時代の日光御成道沿いで繰り広げられる1日となる。◆13時〜15時30分には「城下町岩槻鷹狩り行列」(主催・城下町岩槻鷹狩り行列実行委員会)が、交通規制区域内で開かれる。将軍、岩槻藩主、姫、旗持ちなど、江戸時代のならわしに由来した一行が街道を練り歩くほか、関連する「ミニイベント」も10時〜14時まで、岩槻駅東口クレセントモールで行われる。また、岩槻城址公園人形塚では10時〜14時まで「岩槻人形供養祭(主催:岩槻人形協同組合)」を開催。思い出の詰まった日本人形などをお焚き上げしようと、毎年多くの人びとが訪れる恒例行事だ。さらに、岩槻小学校の校庭で9時30分〜14時まで「ふれあいフェスタ」(主催・岩槻地区ふれあいフェスタ実行委員会)が行われ、16時までは同会場で「いわつきひなマルシェ」(主催・岩槻商店会連合会)も開かれ、さまざまな特産品などを求める多くの人びとの来場が期待される。◆1日のうちに多彩なイベントが開かれる文化の日。じつは、それぞれの主催者が実行委員会であったり、産業団体であったりと別々の組織で行われていることをご存知だっただろうか。いずれのイベントも、地域外からも多くの観光客が訪れることが予想される。しかしながら、いくつかの会場を俯瞰してみると、中心市街地と岩槻城址公園との間に距離があったりと、訪れた観光客にとって別々のイベントとして認識され、街中で回遊を起こす力が弱まることも懸念される。11月3日は祝日ということもあり、それぞれの主催者の努力により多数の観光客が訪れるイベントに成長してきている。さらに多くの観光客を呼び込むために各主催者が連携してのPRや、各イベント間の観光客の回遊を促す工夫をこらすことも必要となってきているのかもしれない。【編集部・小澤】
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