新元号を「令和(れいわ)」とする発表が2019年4月1日(月)に官邸で行われた。出典は日本最古の和歌集『万葉集』で、その中にある「梅の花の歌三十二首」から引用。日本の古典から採用されたのは、確認される限り初めてだという。さて、4月30日(祝・火)には天皇陛下の退位により30年あまりにわたる平成の歴史が幕を閉じ、5月1日(祝・水)に皇太子殿下が新天皇へ即位されることで「令和」の時代が始まる。新たな元号について、首相は発表後の談話で「人びとが美しく心寄せ合う中で、文化が生まれ育つ意味が込められている」と説明した。これを契機に、経済発展が最優先とされてきた、戦後70年間から価値観の転換がみられるのだろうか。いずれにせよ、元号は一世一元制が導入された明治以降、大正、昭和、平成と続いてきた。それぞれ理想が込められており、象徴的なできごとを総括してこれまでも「時代」とくくられてきた。今回も各種メディアやネット上で広く取り上げられたが、多くの人びとが「新たな時代の幕開け」を意識したことだろう。【編集部・小澤】
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