日本と西洋では異なる アロエに隠された意味

アロエといえば、昔から、洋の東西を問わず世界各地で、民間療法の万能薬のように重宝されてきた植物です。
肉厚の葉を切り開いて、内側の半透明のゼリー状のところを、火傷や傷、虫さされなどに貼って外用薬にしたり、胃腸や血圧を整える内服薬として使われたりもしてきました。
美肌・美白効果にも優れると、女性の愛好家もたくさんいます。
アロエは花が咲かない印象がありますが、サボテンと同じで、条件がいいとたまに花をつけます。
花言葉は効能のままで「健康」や「万能」、もしくは「迷信」です。
古代エジプトのクレオパトラも愛用していたアロエ。
日本でも別名「医者いらず」ですが、花言葉もその「すぐれもの」のイメージどおりです。
花自体が珍しいので、種類別に細かな意味はなく、アロエの花全般に共通する花言葉になっています。
一方で、迷信として「自己判断で民間療法だけに頼ってないで『ちゃんと医者に行きなさい』と戒める意味ではないか?という説もありますが、真相は定かではありません。
日本とは異なり、西洋では「苦痛」と「悲観」という花言葉があり「苦い薬だから」「トゲのある植物は嫌われるから」などと解説されていますが、もしかしたら「咲くといいな~」と期待しながら、なかなか咲かない花を待ちわびることに落胆した人がつけたのかもしれません。
一つの姿から多くの考え方が、多様な花言葉を生んだのですね。
あなたの見ているものにも、ぜんぜん違う意味が隠されているのかもしれません。
【さかい】

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